
巻き爪は、爪が反り返って皮膚に食い込んでしまう状態です。
皮膚に食い込んだ爪が痛み、さらには痛みや腫れ、炎症、感染症などの症状を引き起こす陥入爪となることもあります。
陥入爪(かんにゅうそう)とは、爪の横端が皮膚にくい込んでいる状態で、炎症を起こし、腫れてたり肉芽などの症状を引き起こす場合があります。陥入爪のほとんどは爪が巻いていますが、爪が巻いていない場合でも、爪の端が皮膚に食い込み陥入爪になることもあります。
ではなぜ、爪が反り返って皮膚に食い込んでしまう巻き爪や陥入爪の状態になるのでしょうか。
巻き爪、陥入爪(かんにゅうそう)になる原因とは
巻き爪矯正をする前に、患者様からお話をお伺いします。いつから、どんな状態の時に痛むかなど、いつの間にかと巻き爪になっていて、痛み始めたとおしゃっていた患者様ですが、お話をお伺いしていくといくつかの要因があるようです。
また、巻き爪になる要因は一つではなく、いくつかの条件が重なって引き起こされる場合が多いように感じます。
1.巻き爪は遺伝的な要因はあるの?
多くの巻き爪の患者様からお話を伺うと、ご家族で巻き爪に悩まれいてるケースが多いようです。巻き爪って遺伝なのかな?と思ってたのですが、よく考えると巻き爪自体遺伝するというよりは、足や爪の形、爪の質、体格の、遺伝的して似ているため、引き起こされることが多いように感じます。
2.足に合わない靴が巻き爪の原因に
つま先が細い靴や、かかとの高い靴などでつま先に負担がかかると巻き爪を引き起こす要因となります。
また、サイズの合わない靴で足指でしっかりと地面を踏みしめることが出来なくなってしまったり、爪に正常ではない負荷が加わることが爪が内側に湾曲する原因となる場合もあります。

3.多い爪の切り方が原因の巻き爪
爪を切りすぎて深爪になり、それがきっかけで巻き爪になってしまったというのは多い事例です。
爪を切りすぎたり、爪の形に合わない方法で切ってしまうと、爪が反り返る原因となります。爪の切り方には注意が必要です。
爪の角が刺さって痛いからとその部分だけ斜めにカットすると、さらに炎症が悪化しますので、要注意です。
爪の切り方の指導もおこなっていますので、ご相談ください。また、爪切りだけも行っております。ご自身での足の指の爪切りが不安な方はどうぞご利用ください。

4.けがや疾患、姿勢が巻き爪の原因に
足の皮膚が傷ついたり、感染症にかかったりするなど足のけがや、疾患によって、爪が反り返ってしまうことがあります。
その他、体の歪み等により指先までしっかりと体重をのせることができないために、足指でしっかりと地面を踏みしめることができないことが原因の場合も見受けられます。
放置してもよくならない巻き爪・陥入爪(かんにゅうそう)
巻き爪、陥入爪になる原因は上記複合的は要素が重なって、ある日痛みがでるということが多いようです。
爪は、一度巻いてしまうと、自然には元の正常な形で生えてくることが稀なために、「もう治らない」と痛みを我慢して生活している方が多くいます。
また、深爪をきっかけに陥入爪(かんにゅうそう)になってしまった場合、放置すればするほど症状は悪化していきます。
爪の最大の役割は、指で物をつかむ時や力を入れる時の支えです。手の爪があることで細かい作業をするときに力の入れ方を微妙に調節できます。
足の爪は立ち上がる際や歩行する際など、踏み込む力を強くする役割があります。爪がないとバランスが取れず、不良姿勢や骨盤の歪み膝痛など、様々な障害を引き起こす可能性があります。
小さな爪ですが指先の形を整えたり、感染を予防したりしています。正しい足指の使い方で爪を正常に保つことが、健康な身体を維持することにもつながります。
横浜能見台巻き爪センターでは巻き爪・陥入爪(かんにゅうそう)を再発しないために大切な歩行指導や爪切り指導をしています。
骨格の歪みや外傷により足の指でしっかりと地面を蹴り上げることが出来ないなどの原因がある場合などは、身体全体の姿勢バランスをみて、再発防止の為のご提案をしています。
また、巻き爪・陥入爪(かんにゅうそう)の原因が
□骨格の歪みや外傷により足の指でしっかりと地面を蹴り上げることが出来ない、
□外反母趾
などの場合には、巻き爪・陥入爪(かんにゅうそう)補正と並行して骨格の調整や施術もすることで、足元から【痛みをくり返さない身体づくり】をサポートしています。

- 「今まで我慢していたけど、私のこの状態は治りますか?」
- 「期間はどのぐらいかかりますか?」
- 「陥入爪なのですが、矯正できますか?」
など、お問い合わせは、まず今の状態を確認させていただきたいとお伝えします。
状態によっては、提携の病院をご紹介させていただきます。
ご相談のみの場合は料金はいただきませんので、ご予約の上、お気軽にお越しください。
